「何をやっても成果が出ない…」「最近なんとなく調子が悪い」
そんなときこそ見直したいのが、“自分を整える”という視点です。
仕事・人間関係・健康・お金…どんな分野でも結果を出す人は、まず“自分”に投資しています。
日々過ごしていく中で、「自分を整える」という行為はついつい後回しになりがちではないでしょうか。
様々な分野でやることは山積みで自分のケアにかける時間や労力を惜しんでしまうことがあるかもしれません。
私たち自身の心身の状態こそが、あらゆる活動の土台となっています。
その土台がぐらついていたらどんなに素晴らしいアイデアがあっても、どんなに熱量があってもそれを最大限発揮することはできません。
この記事をご覧いただいている方へ。
この記事をご覧いただいている皆さまは、健康面に気を使い、食生活や運動習慣の見直し、フィットネスジムに通われている。もしくは、入会等をご検討されている健康意識の高い方々ではないでしょうか?
実際に、厚生労働省が、健康づくりのための身体活動基準・指針を作成し、生活習慣病予防のための運動を推進しています。
また、日本政策金融公庫が発表した消費者動向調査(令和3年7月)では、運動面や食に関する志向で、“健康志向”の方が多く年々と増加しています。
より皆様が、健康的で充実した人生を歩めるよう、誠意を込めて記事を執筆いたしましたので、どうか最後までご覧ください。
<その他資料>
※スポーツ庁の資料(新型コロナウイルス感染症の流行による国民のスポーツへの参画状況や意識の変化、健康状態等に関する調査研究(令和2年度))では、コロナ終息後のパーソナルトレーニングジムの利用者数は急増中。
※経済産業省の『特定サービス産業動態統計速報』の結果でも、フィットネスジム並びに、パーソナルジム利用者は数多くいらっしゃいます。
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【結論】整った自分こそ、最高の資産になる

“整える”とは、身体・心・環境・習慣・思考を安定させ、本来のパフォーマンスを最大化する行為。
つまりは、全てを自分にとって最適な状態に持っていくことです。
自分を整えることは、スキル以上に再現性と信頼性を生み出す最強の自己投資です。
“自分を整える”ことが投資になる理由

ビジネス書やSNSでは「自己投資が大切」と言われます。
「投資」と聞くと、お金や資産運用などを思い浮かべる人が多いかもしれません。
実際は、自分自身を整えることこそがもっとも大きなリターンの大きい投資だと私は実感しています。
何かを頑張りたいとき、誰かを支えたいとき、目標を追いかけたい時などそのすべての土台になるのが「自分」という存在です。
自分を整えることで、人生のいろんな場面が“少しずつ”、でも“確実に”変わっていきます。
ここでいう「整える」とは、身体の状態、生活リズム、思考、感情、人間関係までをシンプルに整えていくこと。
なぜそれが投資として効果的なのか?私自身の経験を踏まえて 4つの視点から解説します。
① パフォーマンスが安定し、成果がぶれなくなる
私自身が「自分を整える」ことの大切さに気づいたのは実はパーソナルトレーナーという仕事に就く前、一般企業に勤めていた頃のことでした。
当時は毎日が目まぐるしく、仕事に追われ、プライベートの時間もろくに取れない生活でした。
気づけば食事も睡眠も乱れ、とにかく今日を乗り切ることで精一杯でした。
そんな生活を続けていたある日、体調を大きく崩し、結果的に会社を離れることとなりました。
今振り返れば、心身ともに全く整っていなかったです。
自分をすり減らしながら働き続ければ、当然いつか限界がきます。
そしてパフォーマンスが不安定なままだとどれだけ頑張っても成果が安定しない。
それどころか、周囲に迷惑をかけたり、自分に自信を失ったりと悪循環にもなりかねません。
この経験が、自分を整えることの重要性を強く教えてくれました。
その後、心身のバランスを見つめ直し少しずつ生活を立て直していく中で、もともと運動は好きでしたがそれ以上に「人の身体や健康に向き合う仕事がしたい」と思うようになり、パーソナルトレーナーの道へ進みました。
今では、自分のコンディションを整えることが、仕事の質にも、対人関係にも、そして何より自分自身の安定した気持ちに大きく影響していると感じます。
どんなにスキルがあっても、どんなに努力しても、土台が崩れていれば本来の力は出せません。
だからこそ、自分を整えることは「今この瞬間の成果」を支えるだけでなく、将来の自分を守るための確かな投資になると、私は身をもって実感しています。
② 思考がシンプルになり、決断が早くなる
身体が疲れていたり、頭がぼんやりしていると、何をするにも判断が遅くなりがちです。
迷ったり先延ばしにしたり、不安で手が止まることも多くなります。
パーソナルトレーナーという仕事は、目の前のクライアント様と真剣に向き合うことが何より大切です。
体調、メンタル、生活のリズム、性格、目標など。
一人ひとり異なる状態に合わせて、限られた時間の中で最適なトレーニングを組み立てていく必要があります。
そのためには、瞬時の判断力と、柔軟な対応力が求められます。
かつての私だったらどうでしょう。
何かを判断しようとするたびに迷い、余計な情報に頭を支配されてしまうことがよくありました。
「あれも必要かも?」「これは合ってるのか?」と、考えが散らかってしまい、自信を持って決断できない。
そんな状態では、相手にも不安が伝わってしまいます。
それが変わったのは、日々の生活の中で「自分を整える」という意識を持ち始めてからです。
特に“食事”・“睡眠”・“運動”この3つを丁寧に整えるだけで、驚くほど思考がクリアになり、無駄な迷いが減ったことに気づきました。
整っていると、「いま、自分は何を感じていて、どうしたいのか」が自然と明確になるんです。
情報や選択肢に振り回されるのではなく、自分に従ってスッと決断できる。
これは、日々の指導だけでなく、自分の人生の選択においても、とても大きな助けになっています。
生活や心身が整っていると、今やるべきことが明確に見えやすくなり、迷いが減ります。
判断が早く、行動に移すまでのスピードも早くなるため、結果としてチャンスを逃しにくくなります。
つまり、整った自分は「行動力のある自分」でもあるのです。
③ 人間関係が整い、チャンスが増える
自分を整えることは、不思議なことに対人関係にも大きな影響を与えます。
これは日々たくさんの方と関わる中で、私も強く実感していることです。
心に余裕がないときほど、必要以上に言葉がきつくなったり、相手の反応に敏感に反応しすぎてしまったり、知らず知らずのうちに人との距離を作ってしまうことがありました。
悪気はなくても、自分の内側が乱れていると、その乱れは確実に周囲へも伝わってしまいます。
でも、生活のリズムや体調、心の状態を丁寧に整えるようになってからは、人との関わり方に大きな変化が生まれました。
余裕を持って話を聞けるようになったり、相手の立場に立って考えられるようになったり。
つまり、自然体でいられる時間が増えることで、関係性も自然とよくなっていきます。
そして不思議なことに、人間関係が整い始めると、仕事や人生の中で“チャンス”と呼べるような出来事が次々と巡ってくるようになりました。
新しいご紹介、思いがけないお誘い、自分に合った仕事との出会い——それらはすべて、人を通してやってきたものです。
決して「特別なことをしたから」ではなく、“整った自分”で日々を丁寧に過ごしていたからこそ、自然と生まれたご縁だと思います。
自分自身との関係が整っていれば、他人との関係も穏やかに築けます。
そしてその積み重ねが、自分では想像もしなかったような未来を連れてきてくれます。
「整えることは、チャンスの土壌を耕すこと」
そう感じるようになってから、人間関係の見方も、日々の過ごし方も変わります。
④ メンタルが安定し、自分を好きになれる
パーソナルトレーナーという仕事は、身体だけでなく心にも向き合う仕事だと、日々感じています。
お客様がモチベーションを保てない日、体重が思うように減らない日、仕事や家庭のことで心が疲れている日。
そういった場面にも立ち会うからこそ、「心の安定」がどれほど日々の行動に影響を与えているかを痛感します。
実は私自身も「もっと頑張らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と自分を責めてしまう癖がありました。
うまくいかないことがあると、自分の未熟さや弱さばかりに目が向いて、心が落ち着かず、人と比べて落ち込んだり、自分を肯定できなかったりする時期もありました。
しかし、自分を整えることを意識するようになってから、少しずつメンタルにも変化が現れました。
現在では全くないというわけではありませんが、睡眠や栄養を大事にし、無理のないペースで運動を続ける。
その小さな積み重ねが、自分自身をいたわる習慣になり、「ちゃんと自分のことを大切にできている」という感覚を育ててくれたのです。
心身ともに整ってくると、不思議と気持ちに余裕が生まれて、自分の弱さも丸ごと受け入れられるようになります。
「今日も頑張ったな」「今の自分、悪くないかも」そんなふうに思える日が少しずつ増え、自分に対してやさしくなれます。
つまり、自分を整えるという行動そのものが、「自己信頼」や「自己肯定感」を育てる土台になっています。
メンタルが安定していると、挑戦にも前向きになれます。
誰かの言葉に振り回されず、自分のペースで歩くことができます。
そしてそんな自分を、少しずつ「好きだ」と思えるようになります。
これはどんな高価なモノよりも、人生に大きな影響を与える“内側からの財産”だと、私は感じています。
まとめ
「自分を整える」という行動は、地味で、すぐに目に見える成果が出るわけではありません。
しかし、私自身が経験してきたように、それは確実に未来の自分を助けてくれる、“最も確かな投資”だと実感しています。
コンディションが整えば、仕事のパフォーマンスは安定し、思考はシンプルに研ぎ澄まされていきます。
心に余裕が生まれれば、人との関係性も変わり、思いがけないチャンスが舞い込むことがあります。
そして何より、自分を整えることで、ブレない心が育ち、自分を好きになれる力が身についていきます。
体調を崩して離職した過去も、迷い続けた日々も、すべてが「整えることの大切さ」に気づくためのプロセスだったと思えます。
今の私は、日々の小さな積み重ねが自分をつくり、人生の質を高めてくれていることを心から実感しています。
どんなに忙しくても、どんなにやることが山積みでも、まずは「自分を整えること」。
それは、他の誰でもない、“未来の自分”に対する最良のプレゼントです。
今すぐできる自己投資として、まずは「自分を整えること」から始めてみてはいかがでしょうか。
整っている人の共通点とは?

日々をしなやかに、でも力強く生きている人やどこか余裕があって、自分のペースを保ちつつ、他人にも丁寧に接することができる人。
そんな「整っている人」って、身の回りにもいませんか?
私自身、これまで多くの人と接する中で、「あ、この人は“自分が整っている”からこそ、言動がブレないんだな」と感じる場面がたくさんありました。
そして観察していると、そうした人たちにはある共通点があることに気づきます。
今回は、整っている人たちに共通する5つの特徴を、ひとつずつご紹介していきます。
① 朝のルーティンがある(起床〜運動〜朝食)
整っている人の多くは、「朝」をとても大事にしています。
起きてからの行動がルーティン化されていて、無理のない範囲で整える時間をしっかりとっているんです。
私は、「起きたら白湯を飲む」ことと「コールドシャワーを浴びる」この2つをルーティンとしています。
他にもたくさんあると思いますが、特に運動をすると脳の活性化・代謝の向上・自律神経の調整などに効果的で、「整える人」はこの時間を自己投資として最大限に活用しています。
こういった行動は一見地味かもしれませんが、1日の土台を安定させてくれる力があります。
「忙しい朝だからこそ、自分に戻るための習慣を持つ」それが、外的な変化に振り回されず、内側から整っている人たちの強さの秘訣なのかもしれません。
特別なことをする必要は何もありません。
大切なのは「どんな朝を過ごすかを自分で選んでいる」という感覚です。
この“選んでいる実感”が、その人の在り方や言葉、振る舞いに滲み出てくるのです。
② スマホ時間・SNS時間をコントロールしている
整っている人に共通しているもうひとつの特徴は、スマホやSNSとの距離感がちょうどいいということです。
必要な情報はしっかりキャッチしつつも、ずっとスマホを見ているようなことはありません。
どこか「振り回されていない」という落ち着きがあります。
私たちは今、気づけば1日中スマホに触れている時代に生きています。
通知に反応し、SNSで誰かと比べてしまい、終わりのない情報の波に飲み込まれてしまう。
それは、思っている以上にエネルギーを奪われ、思考や感情を乱されてしまう原因にもなります。
整っている人は、そうした“情報疲れ”を防ぐために、自分なりのルールや意識を持っています。
私が唯一行っているのは、「フォローする情報源を厳選する」です。
他にも「朝と寝る前はスマホを見ない」、「スマホを持たない時間を意図的に作る」など、こうした習慣によって、自分の“今ここ”に集中する力が養われています。
そしてその余白が、心にゆとりを生み、人との関わりにも、仕事の質にも、確実に影響を与えていると感じます。
スマホを手放すこと=不便になること、ではありません。
自分の注意と感情を守る“選択”をしているという感覚こそが、整った状態を保つ大切な鍵だと思います。
③ 思考を言語化して整理している(ジャーナリングなど)
整っている人の多くは、自分の頭の中をそのままにしておかず、“言葉にして整理する”習慣を持っています。
その代表的な手段が「ジャーナリング(書く瞑想)」です。
何かモヤモヤするとき、頭の中でずっと考え続けているだけでは、かえって思考は絡まり、出口が見えなくなってしまうことがあります。
しかし、それを紙に書き出してみると、不思議と少し客観的に見えるようになるんです。
「なんでイライラしてたんだっけ?」「実はこれが不安だったんだ」「自分、けっこう頑張ってるな」
このように、書くことで思考や感情に輪郭が生まれ、自分の状態に気づけるようになります。
整っている人は、日常の中でこうして“自分の内側と対話する時間”をしっかりとっている印象があります。
それは決して特別なノートや時間が必要なわけではなく、小さな習慣で十分です。
「書く=整える」という感覚を持つことで、自分の中の混乱が減り、自然と思考も行動もシンプルになっていきます。
結果として、判断が早くなったり、人に伝える力がついたりと、目に見える形での変化にもつながっていきます。
自分の本音を誰よりも理解してあげられるのは、どんな時も自分自身です。
整っている人は、それを“言葉”という形にして、自分の内側を整えることを大切にしていると思います。
④ 人との時間も“選んで”使っている
整っている人は、人との関わり方にもとても丁寧です。
誰とでも広く浅くつながるのではなく、「どんな人と、どんな時間を過ごしたいか」を意識的に選んでいるように感じます。
もちろん、私たちは社会の中で生きている以上、すべての人間関係を自分の思い通りにはできません。
しかし、整っている人たちは「自分の心と体がどう感じているか」に敏感で、“心がすり減る時間”より、“心が満たされる時間”を選ぶ勇気を持っています。
例えば、「なんとなく誘われた集まりを断る」、「会って疲れる人とは距離を置く」なんてことありませんか?
逆に「また会いたいと思う人との時間を大切にする」、「人と会う予定の前後には、自分だけの時間も確保する」
こうした選択をしている人は、自分の時間も相手の時間も同じように大事にしている人だと思います。
その意識があるからこそ、人との関係も無理がなく、心地よい距離感を保てると思います。
そして何より、人との時間を“選んで使う”という感覚は、自分軸でしっかり行動できていると言えます。
流されるのではなく、選ぶということが結果として自分の内側の整いにもつながっていくのだと思います。
⑤ 健康管理を“仕事の一部”として認識している
整っている人に共通しているのは、「健康を大事にしている」ということ。
それは単に「身体にいいことをしている」レベルの話ではなく、“健康管理を仕事の一部”と捉えている意識の高さがあります。
睡眠をしっかり取ることやバランスの良い食事を選ぶこと、適度に体を動かすこと。
これらを「やらなきゃ…」という義務感でやるのではなく、「これが自分のパフォーマンスを支えている」という前向きな感覚で取り組んでいます。
こうした積み重ねがあるからこそ、整っている人たちは長期的に見ても安定して力を発揮し続けているんですよね。
冒頭でもお伝えしたように、どんなにスキルがあっても、体調が不安定だったり、メンタルが乱れていたりすると、仕事の質は落ちてしまいます。
それを理解しているからこそ、健康を“プライベートなこと”ではなく、“仕事の一部”として扱っているのだと思います。
自分の体調や心の状態を丁寧に管理することは、単なるセルフケアではなく、自分の責任としての“プロ意識”の表れです。
整っている人たちの芯の強さは、こんな見えない部分の積み重ねにあります。
まとめ
「整っている人」というと、特別な才能や環境がある人をイメージしがちですが、実際にはそうではありません。
そんな人たちが持っているのは、“自分を整えるための習慣”を意識的に持ち続けているということです。
朝の時間を大切にする。
頭の中を言葉にして整理する。
人との時間を選ぶ勇気を持つ。
健康をパフォーマンスの土台ととらえてケアする。
スマホやSNSと、適度な距離感で付き合う。
どれも難しいことではありません。
でもこのひとつひとつの選択が、積み重なることで、その人の在り方をつくっているのだと思います。
また、整っている人は、完璧な人ではなく、“自分の状態に気づき、手をかけてあげられる人”です。
だからこそブレずに、落ち着きと芯のある強さが自然とにじみ出ています。
今すぐすべてを真似する必要はありません。
まずは、気になったものをひとつだけ取り入れてみるだけで、整った自分への第一歩になるはずです。
すぐ始められる“整える”ための行動5選

「自分を整えたい」と思っても、いきなり完璧を目指すと続かないです。
大切なのは、“今日からできる小さな行動”を無理なく積み重ねていくことです。
今回は、日々の生活にすぐ取り入れられて、自分の心と身体を整えるために役立つ行動を5つご紹介します。
どれも特別な道具や時間はいりません。
思い立ったその日から始められるものばかりです。
① 5分早起きしてストレッチ
朝はバタバタしていて自分の時間なんてないという方にこそおすすめしたいのが、たった5分の早起きとストレッチです。
起きてすぐ、肩を回したり、首や腰を伸ばしたりで大丈夫です。
たった数分でも体を動かすことで、血流が促され、頭もスッキリします。
1日のスタートを“自分のペース”で切れるようになります。
特に朝は、副交感神経(リラックス状態)から交感神経(活動モード)への切り替えが必要なタイミング。
その助けになるのが、ゆっくりとしたストレッチと深い呼吸です。
この5分があるかないかで、その日1日の整い具合が変わる感覚があります。
慌ただしく家を飛び出すのではなく、「まずは自分を整える時間を持つ」ことで、心にも小さな余裕が生まれます。
何をするかよりも、「自分のために5分使った」という事実が、心の安定にもつながります。
ハードな運動ではなくてOKです。
まずは気持ちよく背伸びするところからでいいです。
これなら、今日からでも始められるはずです。
② 毎日1食だけ“整った食事”にする
「食生活を整える」と聞くと、急にハードルが高く感じてしまう方も多いかもしれません。
しかし、最初から3食すべてを完璧にする必要はありません。
まずは“1日1食だけ整った食事にする”ことから始めてみてください。
「朝だけはしっかりたんぱく質と野菜を摂る」、「お昼はコンビニでも栄養バランスを意識して選ぶ」などどの食事でも構わないです。
大事なのは、「この1食は自分のために整えている」という意識を持つこと。
それだけで、心も身体も少しずつ変わっていく感覚が生まれます。
たった1食を丁寧に選ぶだけでも、内臓への負担が減ったり、翌朝の目覚めが軽くなったりと、身体は正直に応えてくれます。
そしてその小さな変化が、「もっと整えたい」という前向きな気持ちにもつながっていきます。
忙しい日々の中でも、“完璧じゃなくていい”と自分に言いながら、1食だけ整えることが無理なく続く、自分を大切にする第一歩です。
③ 寝る前30分スマホを見ない
1日の終わり、ついスマホを手に取ってしまいますよね。
なんとなくSNSを見たり、気になるニュースを追ってしまい気づけば30分、1時間と過ぎていて、「あ、もうこんな時間…」という経験、ありますよね。
整っている人の多くは、寝る前のスマホ時間を意識的にコントロールしています。
スマホから出るブルーライトや終わりのない情報は、脳や神経を刺激してしまい、睡眠の質を大きく下げてしまうと良く言いますよね。
眠りが浅いと疲れが取れない、朝スッキリ起きられないと1日中ぼんやりしてしまう。
そんな負のループを断ち切るためにも、「寝る前30分だけスマホを見ない」という小さなルールを設けてみるといいかもしれません。
代わりに「軽くストレッチをする」、「照明を落としてゆっくり深呼吸する」など、このように過ごすことで、1日の終わりが“リセットの時間”になります。
特にこれは慣れるまで少し勇気がいるかもしれませんが、始めてみると、“自分のための静かな時間”がとても心地よいことに気づけるはずです。
④ 「整える時間」を予定に入れる
スケジュール帳を開いたとき、「誰かとの予定」や「仕事の締切」ばかりになっていませんか?
自分を整える時間というのは、「時間ができたらやろう」では、なかなか実現できないものです。
だからこそ、意識的に“予定として入れる”ことが大切です。
「土曜の午前中はゆっくり読書する時間にする」、「月1回はマッサージやサウナなどでリセットする」など、「誰かのための予定」と同じように、“自分を整える時間”も大事な予定とすることで自分自身に優先順位を与えることができます。
不思議なことに、整える時間を先に確保しておくと、そのほかの仕事や予定もスムーズにまわるようになることが多いです。
自分が整っているからこそ、余裕をもって他のことに向き合えます。
忙しい人ほど、自分の予定が後回しになりがちだからこそ、「自分と向き合う時間を、スケジュールに“確保する”」という小さな工夫が、長い目で見て大きな整いにつながっていきます。
⑤ 小さな成功体験を毎日1つ記録する
「整っている人=完璧な人」ではありません。
自分の中の“できたこと”をちゃんと見つけて、自分自身に「よくやった」と声をかけられる人が、内側から整っていくと思います。
そこで私がおすすめしたいのが、毎日1つ、小さな成功体験を記録することです。
「朝5分早く起きられた」、「間食を我慢できた」、「寝る前にストレッチができた」など、どんなに小さなことでも大丈夫です。
ここで大切なのは、「ちゃんとできたことに気づいている」ということです。
つい、できなかったことや足りなかったことばかりに目を向けてしまいがちです。
しかし、できたことに意識を向けるだけで、心のあり方が大きく変わっていきます。
「今日も悪くなかった」「ちゃんと前に進んでる」そんな感覚が、翌日の自分をまた整えてくれます。
紙のノートでも、スマホのメモでも、1行だけ、「今日の自分を褒めたいこと」を残すことが日々の自信となり、大きな自己信頼につながっていきます。
まとめ
「整った自分になる」と聞くと、どこかストイックな努力が必要に思えるかもしれません。
しかし実際は、今回ご紹介したように、ほんの少しの意識と行動の積み重ねで、自分はちゃんと整っていきます。
・朝5分だけ早起きしてストレッチをする
・1日1食だけ食事を丁寧に整える
・寝る前30分スマホを手放して心を休ませる
・整える時間を予定として確保しておく
・小さな「できた」を1つ、記録していく
これらはどれも、誰かに見せるためではなく、自分自身との信頼関係を育てるための習慣です。
“自分を後回しにしない”という意志の積み重ねが、じんわりと効いてきて、やがて生き方そのものに変化をもたらします。
忙しい日々の中でも、自分に目を向けて、整える時間を少しでも持つことは、自分らしく生きるための確かな土台になります。
まずは「できそう」と思えたものを、今日からひとつだけ始めてみてください。
その一歩が、あなたを“ゆるやか”に、でも“確実”に整えてくれるはずです。
よくある質問(FAQ)

Q. 整えるって、何をすればいいのか分かりません
A.何か特別なことをする必要はありません。
「身体・心・時間・環境」のうち、まずは今乱れている部分を見直すのが第一歩です。
Q. 忙しすぎて整える余裕がありません
A. “余裕があるから整える”のではなく、“整えるからこそ、余裕が生まれます”。
まずは1日1つでも、1分でも自分にやさしくできる行動を見つけてみてください。
Q. 続けるコツはありますか?
A. 「完璧を目指さないこと」、「できた自分をちゃんと認めること」です。
毎日じゃなくてもOK、少しでも小さな成功を積み重ねることで、自然と習慣になっていきます。
まとめ|整った自分が、すべての成果を引き寄せる

本当に成果を引き寄せている人たちは、がむしゃらに走り続けているわけではなく、“自分を整えること”を日々丁寧に積み重ねている人たちです。
整っている状態とは、何も“常にポジティブで、完璧で、隙のない自分”ではありません。
疲れていることに気づけることや、イライラしている自分を否定せずに受け止められること。
そして、時にそんな自分に少しだけ優しくできる。
“内側と向き合う習慣”を持っていることが、整った人の共通点です。
繰り返しになりますが自分を整えると、心と身体が安定します。
すると、パフォーマンスがは自然に上がり、判断もシンプルに、行動もブレなくなる。
他人との関係にもゆとりが生まれ、チャンスも巡ってきやすくなる。
何より、自分を大切にしている自分を、少しずつ好きになっていけるようになります。
すべての成果は、「整った自分」が土台にあるからこそ得られるものです。
結果に焦る前に、まずは自分を整えることに時間とエネルギーを使ってみることをおすすめします。
整った自分が、これからの成果も、人との出会いも、豊かな未来も、きっと引き寄せてくれるはずです。