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こんにちは!
さいたま市の浦和・南浦和エリアのパーソナルジム BEYOND 浦和店 トレーナーの植杉です!!
今回のテーマは筋トレにおける迷信です!
実は筋トレに関する知識として浸透しているものの中には特に根拠のない、いわゆる迷信とも言えるような情報が数多くあります。
そんな迷信に惑わされて筋トレの効果が出なくなったりモチベーションが低下したりといった事態に陥らないように正しい知識を取り入れることが大切です。
ということで本記事では筋トレにおける迷信とその真実について解説していきます。
筋トレやダイエットに興味がある方は必見です!
筋トレ後の筋肉痛は筋肉が増えるサインだ!
筋トレに励む皆さんの中にはこんな考えを持っている人がたくさんいますね。
(筆者もそう信じていた時期がありました)
筋トレの翌日以降にやってくる筋肉痛はがんばった証拠であり、それこそが筋トレの効果を測るモノサシであるという考え方が未だに広く知れ渡っています。
これは言い換えれば、筋肉痛のない筋トレは効果がない(?)ということになります。
事実、筆者がお会いする人の中にも「筋肉痛がなかったからあの日の筋トレは無駄だったんだ…」と仰る方がいますが、果たしてそれは真実でしょうか?
答えはNoです!
筋肉痛が発生するメカニズムは今のところ全ては分かっていないですが、少なくとも筋トレの副作用の一つに過ぎない現象であることは分かっています。
筋肉痛は筋肉が引き延ばされる動き(エキセントリック収縮)の際に誘発される現象であるとされており、それだけが筋トレの効果に影響するわけではありません。
仮に筋肉痛がなくとも、トレーニング中に狙った部位に効いている感覚があって、扱える重量や回数が増えていれば筋トレの効果はきちんと出ていることになります。
よって、筋肉痛は追い込んだバロメーターのひとつとしては参考になるが、それがなければ筋トレが無駄というわけではないということを理解しておくと良いでしょう!
6パックに分かれた腹筋や綺麗な縦線が入ったお腹は誰もが一度は憧れますよね。
そんなお腹を目指して多くの人が取り組むのが腹筋運動です。
腹筋の筋トレをやるとたしかにお腹に強烈な疲労感が出てきて実にがんばった感が出ますが、これは腹筋を破るのに最適なのでしょうか?
答えはNoです!
残念ながらお腹を割るのに腹筋を頑張ることはあまり効率的ではありません。
腹筋のラインを決めるのは筋肉を隔てる腱であり、そのラインが見えるかどうかを決めるのが体脂肪の少なさなのです。
言ってしまえば腹筋を全くしていなくても体脂肪が少なければある程度腹筋は見えるようになります。
それなら腹筋はしなくていいの?
という疑問が出てきますね。
もしも、体脂肪を落とした時の腹筋の割れ具合をより目立たせたいのであれば腹筋のトレーニングをやっておくのがオススメです。
まとめると、お腹の脂肪を減らすための腹筋トレーニングは非効率で、ダイエット後のお腹の割れ具合をより良くするためであれば腹筋のトレーニングは効果的であるということになります。
筋トレの迷信3つめは 超回復理論 です。
筋トレに関する情報を集めた人は誰しもが聞いたことのあるワードですね。
超回復理論は誤った解釈で広まっており、真実はあまり知られていないのが現実です。
筋トレによる負荷で傷ついた筋肉が、休息後に以前よりも強く(太く)なって回復するという現象です。
筋トレの負荷を受けてから数日間が超回復の期間とされており、その期間は回復を待ってからまたトレーニングをするというサイクルを繰り返すことで効率よく筋肉を強化できるという考え方です。
これが一般的に知られている超回復理論ですが、この現象のメカニズムを説明している信頼できるエビデンスはないのが現実です。
現状は「超回復」というワードが一人歩きしている状態ですが、本来の超回復理論はもっと違った現象を指すものなのです。
先述の通り、本来の超回復理論は現在知れ渡っているモノとは異なる現象を指します。
本当の超回復理論とは、筋肉中のグリコーゲンの回復についてのメカニズムを指すものであり、筋肉や筋力そのものの回復とは無関係の現象を指す理論なのです。
グリコーゲンの超回復に関する論文によると、トレーニングで減少したグリコーゲンが時間の経過を経て元の水準よりも高くなるという現象が確認され、それが超回復理論であるとされています。
グリコーゲンとは糖質の一種であり、運動中のエネルギーとして使われる栄養です。
筋肉をエンジンとするならばグリコーゲンはガソリンの役割を果たすため、筋トレにおいて極めて重要な存在であると言えます。
運動におけるガソリンであるグリコーゲンは筋トレ中に減少していきますが、筋トレから24時間〜48時間程度経過すると、元々の搭載量を超えて蓄えることができるとされています。
その結果、以前よりも筋トレのパフォーマンスがアップするので筋肉が強くなったと解釈されるのです。
つまり、超回復理論では筋肉や筋力そのものが向上しているというよりは、運動のためのエネルギー充填量が上がることで筋トレにおけるパフォーマンスが向上するという減少を指しているのです。
解釈の違いはあれど、超回復が結果的に筋トレの効果を高めることは間違いないですね!
ここまで3つの迷信を紹介しましたが、どれも一度は聞いたことがあったのではないでしょうか?
このように広く知られている迷信とも言えるような情報は他にも存在します。
今回取り上げた項目はいずれも根本から誤っているというわけではありませんが、より効率よく筋トレを進めていくにはやはり正しい理解が必要になります。
今は筋トレの情報が手軽に手に入る時代ですが、その全てを鵜呑みにすることなく「なぜ?」「本当に正しいか」といった疑いの目を向けつつ情報を精査する習慣をつけていけばあなたの筋トレライフは最高のものになるはずです
先述の通り、より確実なダイエットを目指す方には正しい知機が必要です。
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