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みなさんこんにちは!BEYOND浦和店の野村です(^^)
運動とか筋トレをしたら乳酸が溜まる
乳酸が溜まって疲れが取れない、、
など、疲労物質として認識している人も多い乳酸
運動をするとできる老廃物として、乳酸が紹介されていることをよく目にするでしょう。
しかし、それは乳酸について正しく理解できていないことになります!
今回は乳酸って何?乳酸が溜まったらどうなるの?などなど、、、
乳酸のあれこれを解説していきたいと思います!
乳酸とは、体を動かすエネルギーを作るための糖を分解している際にできる生成物です。
短距離走や、筋トレ、短時間で高強度の運動では乳酸が溜まりやすいと言われています!
その理由は、運動のエネルギー源として糖が多く使われているからと言えます。
以前は乳酸が、疲労を感じさせる物質として考えられていました。
そのため、健康食品や医療品の中には乳酸を除去して疲労を回復させるという謳い文句で販売されているものもあります。
しかし、乳酸はいつでも筋肉中に留まっているわけではありません。
30分も経てば乳酸は排出していきます。
そのことを考えても、「乳酸=疲れ」ではないということが分かります。
【関連記事】
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/undou-kiso/nyusan.html
「疲れの原因である乳酸を除去しましょう!」という情報がよく流れていますが、日常生活の疲れに乳酸は関係しているのでしょうか?
A .実際のところは、日常生活程度の活動で乳酸が溜まるということはほとんど考えられません。
長時間労働で少しづつ乳酸が溜まっているのでは、、
と考える人がいるかもしれませんが、研究では長時間の運動で疲労は溜まっていく一方、乳酸は徐々に減るという結果が出ています。
疲労というのは様々な原因が同時に重なって起こるものです。
乳酸が引き起こしているものではないのです!
A .運動後に起こる筋肉痛や、筋肉の張りの原因が乳酸であるという説も間違いです!
一昔前は運動で乳酸が溜まって筋肉が酸性に傾くため、筋肉が硬くなり、筋肉痛が起こると考えられていました。
しかし、先ほど紹介した通り、乳酸は短時間で新たにエネルギー源として活用され消えていきます。
つまり、長時間にわたって乳酸が溜まり続けることはないと考えられています。
しかし、先ほどご紹介した通り、乳酸は短時間で新たにエネルギー源として活用され消えていきます。
つまり、長時間にわたって乳酸が溜まり続けるということはないと考えられます。
A. できません。
○○を摂取すると乳酸が中和されて、、、という健康食品などに多いフレーズも間違いと言えます。
特定の栄養素によって乳酸を除去できるということはありません!
むしろ、そのような栄養素を摂取しても自然と乳酸は使われてなくなります。
「疲労=乳酸=溜まる」という間違ったイメージがあるからこそ、このような謳い文句が生まれるのでしょう。
先述した通り、乳酸は悪ではありません。
乳酸はミトコンドリアを通し、エネルギー源として再利用されるのです。
筋肉には速筋繊維と遅筋繊維という2つの筋繊維が存在します。
速筋繊維はミトコンドリアが少なく、運動強度が上がって糖をエネルギーとして多く使おうとしても、全てを処理できないため乳酸が生成されます。
しかし生成された乳酸は血液によって他の筋肉に流れ、ミトコンドリアが多い遅筋繊維などで、エネルギーとして再利用されるのです。
また、乳酸は心臓を動かす心筋や脳のエネルギー源としても使われます。
筋肉で生成される乳酸ですが、知らずと食事から摂取しています。
ヨーグルト、ワイン、漬物などが例に挙げられます。
乳酸はいろいろな食品に含まれており、食事から摂取した乳酸もエネルギー源として使われています。
【関連記事】
https://www.suntory-kenko.com/column2/article/9355/
乳酸は疲労物質ではなく、運動時に糖をエネルギーに変える際の生成物だということが分かりましたね!
体に悪いものでもなく、除去できるものでもないため、今回の記事で誤解されがちな乳酸の真実を知っていただければ幸いです(^^)
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