目次
こんにちは!
さいたま市の浦和・南浦和エリアのパーソナルジム BEYOND 浦和店 トレーナーの植杉です!!
今回のテーマは
腹圧でダイエット効率を上げよう
です!
腹圧(ふくあつ)というワードだけは耳にしたことのあるという人は多いと思います。
しかしながら「腹圧とは何か?」「腹圧を高めるにはどうしたら良いか」といった踏み込んだ部分は広く知られていない印象です。
そこでこの記事では腹圧とダイエットを関連づけたお話をしていきます。
腹圧を理解することで姿勢改善や腰痛改善、運動効果向上などの嬉しい効果がたくさん得られるはずです。
ぜひご覧ください!
腹圧は読んで字の如く、お腹に圧をかけることです。
人間の腹部には内臓を格納している空間(腹腔)が存在していて、その中の圧を腹圧と言います。
腹腔は上部を横隔膜が、下部を骨盤底筋が、後面を多裂筋が、前面を腹横筋が覆っています。
これらの筋肉を使用して腹腔内に圧力をかけると所謂「腹圧が高い」と言う状況になります。
腹圧が高まった状態では体幹部の安定性が向上するので姿勢改善や腰痛予防、運動効果向上などの大きなメリットを享受できます。
※腹圧が高い=天然のコルセットを巻いた状態と表現されることもあります。
腹圧が高い=コルセットを巻いた状態でなので体が安定します!
腹圧について大まかに理解したところで今度は腹圧が「高い」「低い」状態とはどういう事なのかみていきましょう。
あなたは「腹圧が高い人」「低い人」どちらになるでしょうか?
腹圧が高い状態とは、腹腔を覆う筋肉(横隔膜・骨盤底筋・多裂筋・腹横筋)が働いている状態で、感覚としては
上半身がお腹の上に乗っかっているような感覚
といった表現が近いと思います。
腹圧は練習することで自らの意志で高められるようになりますが、腰痛用のコルセットやトレーニングベルトを使用することで簡単に腹圧を高めることも可能です。
これらのアイテムが腹圧を高める目的で使用されることからも腰痛予防やトレーニングの質向上に腹圧が重要であることが窺えますね…。
腹圧を高めた状態はあらゆる場面で必要になります!
腹圧が低い状態はトレーニングベルトやコルセットを使う前の状態です。
上半身がグラグラとしていて不安定な感覚になるのが特徴です。
腹圧が低いと上半身が安定しないので重心が片方に寄りやすくなるため姿勢不良やさまざまな痛みの原因になる恐れがあります。
腹圧が低い状態では日常や運動時にさまざまなリスクが生じます!
先述の通り腹圧が低いことにはデメリットがあるのですが、逆に腹圧が高まるとさまざまな良い効果を実感できるようになります。
腹圧が高まると体幹部の筋肉がガチッと安定してきれいな姿勢をつくれるようになります。
猫背になってしまう人は背筋が弱かったり体の前面の筋肉が固まっていたりすることもありますが、単純に腹圧が低いせいで体幹部が不安定になって姿勢不良を起こしているケースもあります。
美しい姿勢は見た目だけでなく、腰痛などの体の不調の改善にも効果があります。
姿勢や痛みが改善すると身体の本来の機能が取り戻せて、より活動的になれるのでダイエットのための運動への積極性も増すことでしょう。
腹圧が高まれば姿勢やいろいろな痛みが改善します!
多くの人の悩みであるぽっこりお腹はシンプルに肥満が原因であることもありますが、中には「痩せているはずなのにお腹だけ妙にぽっこりしている」という人もいます。
太っていないのにお腹だけ出ている場合は腹圧を高めることで改善できるかもしれません。
腹圧低下によって起こる現象の一つに内臓下垂がありますが、これは腹圧が低いせいで内臓が本来あるべき位置よりも下がっていくことが原因と考えられています。
そのためお腹だけが出ている人は、腹圧が高まることで内臓が本来の位置に戻ってぽっこりお腹が解消する可能性があります。
ぽっこりお腹は腹圧低下が原因かも…?
腹圧が高まれば腰痛を予防できるようになります。
そもそも腰痛を起こしやすい人は腰が曲がった状態が基本姿勢となっていることが多く、この状態で長く過ごしたり重いものを持ち上げたりすると腰に過剰な負担がかかることになります。
このままでは腰は常に負荷を受けたままになるため慢性的な腰痛を引き起こし、重いものを持ち上げるときにはぎっくり腰を発症する恐れもあります。
腹圧の低下は腰痛リスクを高める恐ろしい因子ですが、逆に言えば腹圧が高まっていれば上記のようなリスクを大幅に低下させられることも確かです。
「腹圧が高い=コルセットを巻いた状態」なので背骨(腰)が非常に安定します。
この状態を日常的に維持できている人は常に姿勢が良く、物を持ち上げる際も腰痛を発症しにくい傾向にあります。
特段怪我をしたわけでもないのに腰痛が慢性化している人は腹圧のコントロールを意識してみると良いかもしれません!
腹圧について大まかに理解できたところでここからは腹圧を高める方法をみていきましょう。
腹圧を高めるには「プランク」というトレーニングが有効ですが、この種目は腰の柔軟性によっては怪我や故障のリスクが高くなります。
そのため腰の柔軟性によってはプランク以外の種目で腹圧を高める練習を行いましょう。
ツーポイントプランクは腰の柔軟性に問題がない人向けのトレーニングです。
1.四つん這いの姿勢になる
2.右腕を前方に伸ばし左脚は後方に伸ばす
※反対側も行う
上記のフォームでバランスが取れなくなるまでを目安に挑戦してみましょう。
日々タイムを測ってみて、徐々に記録が伸びていけば腹圧のコントロールが上達していると判断できます。
こちらは腰が固めの人におすすめです。
腰が硬い人はトレーニングの最中に腰が反って痛みが出やすくなるので、まずは腰が反りにくい体幹トレーニングから行うのがおすすめです。
1.右肘をつけて横向きになる
2.両膝は伸ばす
3.左腕は腰に当てる
4.頭→へそ→足が一直線になるように保つ
※反対側も行う
腹圧は姿勢改善や身体の機能改善において非常に重要なポイントです。
姿勢や機能が改善することで代謝の向上や活動量が増えることで、ダイエットがより効率的になるというメリットがあります。
腹圧をマスターして芯から美しい体を目指していきましょう!
先述の通り、より確実なダイエットを目指す方には正しい知識が必要です。
さいたま市の浦和・南浦和周辺でダイエットや筋トレに取り組みたい方はぜひ一度
にお越しください!
◆業界屈指のトレーナーによる確実なダイエット・ボディメイク実績
◆3食食べて確実に痩せられる食事指導
◆どんな方でも通いやすい豊富なコース
などなど魅力がいっぱいのパーソナルトレーニングジムです。
無料カウンセリングまたは体験トレーニングで最適なプランニングをいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください!