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運動してるのに太る男性が見直すべき食習慣

みなさんこんにちは!
埼玉県の浦和にあるパーソナルジム BEYOND 浦和店 店長の宮川と申します!
筆者が勤めるパーソナルジムでは、トレーニングや食事習慣の改善を通して皆様の悩み解消や目標達成に向けたアプローチを行っています。

「健康のためにジムに通い始めた」「筋トレを頑張っているのに、お腹の脂肪は減らず、むしろ体重が増えてしまった」——。
そんな経験はありませんか?良かれと思って始めた運動が、予期せぬ体重増加に繋がるのは非常に悔しいものです。
しかし、それはあなたの努力が足りないからではありません。
多くの場合、その原因は運動そのものではなく、見過ごされがちな「食習慣」に隠されています。

実際、厚生労働省の調査によると、30代男性の約3割が「運動しているのに体重が減らない」という悩みを抱えています。
この現象は決して珍しいことではなく、適切な知識と対策があれば必ず解決できる問題です。
この記事では、運動しているにも関わらず体重が増えてしまう男性特有の原因を科学的に分析し、今すぐ見直すべき5つの食習慣の「落とし穴」と、その具体的な改善策を詳しく解説します。

この記事をご覧いただいている方へ。

この記事をご覧いただいている皆さまは、健康面に気を使い、食生活や運動習慣の見直し、フィットネスジムに通われている。もしくは、入会等をご検討されている健康意識の高い方々ではないでしょうか?

実際に、厚生労働省が、健康づくりのための身体活動基準・指針を作成し、生活習慣病予防のための運動を推進しています。

また、日本政策金融公庫が発表した消費者動向調査(令和3年7月)では、運動面や食に関する志向で、“健康志向”の方が多く年々と増加しています。

より皆様が、健康的で充実した人生を歩めるよう、誠意を込めて記事を執筆いたしましたので、どうか最後までご覧ください。

<その他資料>
スポーツ庁の資料(新型コロナウイルス感染症の流行による国民のスポーツへの参画状況や意識の変化、健康状態等に関する調査研究(令和2年度))では、コロナ終息後のパーソナルトレーニングジムの利用者数は急増中。
経済産業省の『特定サービス産業動態統計速報』の結果でも、フィットネスジム並びに、パーソナルジム利用者は数多くいらっしゃいます。

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目次

なぜ?運動しているのに太る3つの科学的理由

なぜ?運動しているのに太る3つの科学的理由

まず、なぜ運動が体重増加に繋がることがあるのか、そのメカニズムを理解しましょう。
この理解こそが、効果的な対策を立てる第一歩となります。

1. 「摂取カロリー > 消費カロリー」の罠

体重増減の最も基本的な原則は「摂取カロリーと消費カロリーのバランス」です。
運動をすると確かにお腹は空きますが、「運動したから、これくらい食べても大丈夫だろう」という油断が、無意識のカロリーオーバーを招きます。
例えば、30分のランニングで消費するカロリーは約300kcalですが、これは菓子パン1個やビール大瓶1本で簡単に相殺されてしまいます。

さらに問題なのは、運動による消費カロリーを過大評価してしまうことです。
多くの人が「1時間のジムで500kcal消費した」と思い込みがちですが、実際の消費カロリーはその6〜7割程度であることが多いのです。
この認識のズレが、摂取カロリーが上回ってしまう最も一般的な原因となります。

2. 筋肉と脂肪の重量差による体重増加

特に筋トレを始めた初期に体重が増加することがあります。
これは、脂肪が減って筋肉が増えているサインかもしれません。
筋肉は脂肪よりも体積が小さく、密度が高いため、同じ重さでも引き締まって見えます。
つまり、体重計の数字は増えても、体脂肪率が下がり、見た目はスリムになっている可能性があるのです。

この現象は「ボディリコンポジション」と呼ばれ、健康的なダイエットの証拠でもあります。
筋肉1kgと脂肪1kgでは、筋肉の方が約20%体積が小さいため、同じ体重でもウエストサイズは確実に小さくなります。
この場合、体重の数字だけに一喜一憂する必要はありません。

3. 筋トレ後の一時的な水分貯留とグリコーゲン補充

筋力トレーニングを行うと、筋肉は微細な損傷を受けます。
その修復過程で、筋肉は一時的に多くの水分を蓄えようとします。
これは「むくみ」として現れることもあり、体重が1〜2kg増加する原因となります。
また、運動後に枯渇したグリコーゲン(筋肉のエネルギー源)を補充する際にも、グリコーゲン1gにつき約3gの水分が一緒に蓄えられます。

これは筋肉が成長している証拠であり、通常は数日から1週間程度で正常に戻る一時的な現象です。
特に筋トレを始めたばかりの人や、久しぶりに激しい運動をした人に多く見られます。
この期間中は体重の変動に一喜一憂せず、長期的な視点で体の変化を観察することが重要です。

見直すべき5つの食習慣

見直すべき5つの食習慣

もしあなたの体重増加が、筋肉増量や一時的な水分貯留だけでは説明できない場合、以下の食習慣に心当たりがないかチェックしてみましょう。
これらの「落とし穴」は、多くの男性が無意識に陥りやすいパターンです。

落とし穴具体的な行動改善策
1. 運動後の「ご褒美」が過剰「頑張ったから」と、運動後にラーメンやカツ丼、甘いものなどを食べてしまう。特に夜のトレーニング後に高カロリーな食事を摂取。運動後30分以内は「ゴールデンタイム」。プロテインやサラダチキン、ゆで卵など、吸収の早いタンパク質中心の軽食に留める。夜の運動後は特に炭水化物を控えめに。
2. PFCバランスの無視カロリーだけを気にして、タンパク質・脂質・炭水化物のバランスを考えていない。特にタンパク質が不足し、炭水化物に偏りがち。筋肉の材料となるタンパク質を体重1kgあたり1.5g〜2gを目安に摂取。食事管理アプリなどでPFCバランスを「見える化」する。理想比率はP:F:C = 30:25:45。
3. 「液体カロリー」の見落としスポーツドリンク、果汁100%ジュース、加糖のプロテイン、そしてアルコールを無意識に摂取している。特にアルコールは1gあたり7kcalと高カロリー。運動中の水分補給は水かお茶を基本に。スポーツドリンクは長時間の激しい運動時のみ。アルコールは筋肉の分解を促進するため、トレーニング当日は控える。
4. 食事のタイミングが不適切朝食を抜き、夜にドカ食いする。運動前に空腹のまま臨み、終わってから満腹になるまで食べる。血糖値の乱高下を招く食生活。食事は1日3〜5回に分け、血糖値を安定させる。運動の1〜2時間前に、おにぎりやバナナなどの炭水化物を摂り、エネルギーを補給しておく。
5. 「良質な脂質」の不足脂質を悪者だと考え、極端に避けている。サラダにノンオイルドレッシング、脂身を完全に除去するなど。ホルモン生成に必要な脂質が不足。脂質はホルモン生成や細胞膜の材料となる重要な栄養素。アボカド、ナッツ、青魚(サバ、イワシ)、オリーブオイルなどから良質な脂質(不飽和脂肪酸)を積極的に摂る。
運動効果を台無しにする食習慣と改善策

30代男性特有の代謝変化と対策

30代男性特有の代謝変化と対策

30代に入ると、男性の体には大きな変化が起こります。
基礎代謝の低下に加え、男性ホルモンである「テストステロン」の分泌量が徐々に減少し始めます。
テストステロンは筋肉の合成や脂肪の分解に重要な役割を果たしているため、その減少は体脂肪の蓄積、特に内臓脂肪の増加に直結します。

さらに、30代は仕事での責任が増し、ストレスが慢性化しやすい時期でもあります。
ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が増えると、食欲が増進し、特に高カロリーな食品を欲するようになります。
これらの生理学的変化を理解した上で、食事戦略を立てることが重要です。

明日から始める!太らないための食事術

ステップ1:まずPFCバランスを知る

まずは自分の1日の目標摂取カロリーと、それに基づいたPFCバランスを計算してみましょう。
多くの食事管理アプリで自動計算が可能です。
一般的に、増量ではなく引き締めが目的の場合、「高タンパク・中炭水化物・低脂質」のバランスが推奨されます。
具体的には、タンパク質30%、脂質25%、炭水化物45%の比率を目安にしてください。

例えば、体重70kgの男性の場合、1日の目標摂取カロリーが2000kcalなら、タンパク質150g、脂質55g、炭水化物225gが目標値となります。
これを3食に分けて摂取することで、筋肉の合成を効率的にサポートできます。

ステップ2:コンビニ食を見直す

忙しい男性の味方であるコンビニですが、選び方一つで内容は大きく変わります。
カツ丼やパスタを選ぶ代わりに、「サラダチキン+おにぎり+ゆで卵+味噌汁」といった組み合わせを意識するだけで、PFCバランスは劇的に改善します。
また、最近のコンビニには高タンパク・低糖質な商品が豊富に揃っているので、これらを積極的に活用しましょう。

おすすめのコンビニ食組み合わせ例として、朝食なら「ギリシャヨーグルト+ナッツ+バナナ」、昼食なら「サラダチキン+玄米おにぎり+野菜サラダ」、夕食なら「焼き魚+豆腐+海藻サラダ」といったパターンを覚えておくと便利です。

ステップ3:運動後の「勝ちパターン」を作る

運動後の空腹に負けないよう、あらかじめ「これを食べる」というセットを決めておきましょう。
ジムの帰りにプロテインを飲む、帰宅してすぐに納豆と豆腐を食べるなど、自分なりの「勝ちパターン」を確立することで、衝動的なドカ食いを防げます。

特に重要なのは、運動後30分以内の「ゴールデンタイム」を有効活用することです。
この時間帯は筋肉へのアミノ酸の取り込みが最も活発になるため、良質なタンパク質を摂取することで筋肉の合成を最大化できます。
プロテインシェイクに加えて、バナナや蜂蜜を少量加えることで、筋グリコーゲンの回復も促進できます。

よくある質問と解決策

Q: 運動後にお腹が空いて我慢できません。どうすればいいですか?

A: 運動前の食事を見直してみてください。運動の1〜2時間前に適度な炭水化物を摂取することで、運動後の異常な空腹感を抑えることができます。
また、運動中にBCAA(分岐鎖アミノ酸)を摂取することで、筋肉の分解を防ぎ、運動後の食欲をコントロールできます。

Q: 体重は増えているのに、周りから「痩せた?」と言われます。これは正常ですか?

A: これは非常に良い兆候です。
筋肉が増えて脂肪が減っている証拠で、健康的なボディリコンポジションの改善が起こっています。
体重計の数字よりも、体脂肪率や見た目の変化を重視しましょう。

Q: どのくらいの期間で効果が現れますか?

A: 個人差はありますが、適切な食事と運動を継続すれば、2〜3週間で体の変化を実感できるはずです。
ただし、体重の変化だけでなく、体脂肪率の減少や筋力の向上など、総合的な指標で判断することが重要です。

まとめ:体重計の数字より「見た目」と「習慣」を信じよう

運動しているのに太るという現象は、多くの場合、食事内容を見直すことで解決できます。
体重という一つの指標に囚われず、体脂肪率の変化や、鏡で見たときの体の引き締まり具合など、総合的に判断することが重要です。
運動という素晴らしい習慣を始めたあなたの努力を、正しい食習慣で最大限に活かして、理想の体を手に入れましょう。

最も大切なのは継続です。
完璧を求めすぎず、80%の完成度で続けることの方が、100%の完成度で3日坊主になるよりもはるかに価値があります。
今日から、できることから一つずつ始めてみてください。あなたの体は必ず応えてくれるはずです。


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